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オデッセイとステップワゴン徹底比較!【ミニバン】後悔しない選び方と違い

ミニバン選びで迷っていませんか?

ホンダのオデッセイとステップワゴンは、人気のミニバンですが、それぞれ異なる特徴を持っています。

この記事では、オデッセイとステップワゴンを徹底比較し、走行性能、室内空間、安全性能、燃費、デザインといった視点から、それぞれの魅力を深掘りします。

ファミリー層や多人数乗車、運転のしやすさを重視する方など、目的別の賢い選び方もご紹介。

価格帯や中古車市場での比較も行い、最適な一台を見つけるお手伝いをいたします。

後悔しないミニバン選びのために、ぜひ最後までお読みください。

この記事のポイント
  • オデッセイとステップワゴンの走行性能や乗り心地の違いがわかる
  • 室内空間やシートアレンジの比較で家族構成に合う車が見つかる
  • 安全性能や先進技術、燃費と維持費の比較で賢い選択ができる
  • 目的別の選び方や中古車市場の動向まで徹底解説
目次

オデッセイとステップワゴン徹底比較!【ミニバン】あなたのライフスタイルに合うのはどっち?

  • 走行性能と乗り心地の比較
  • 室内空間とシートアレンジの比較
  • 安全性能と先進技術の比較
  • 燃費と維持費の比較
  • デザインと外観の比較

走行性能と乗り心地の比較

走行性能と乗り心地の比較

ホンダ オデッセイとステップワゴンは、走行性能と乗り心地で異なる特徴を持ちます。

オデッセイは低重心で車重があるため、高速走行時の安定性が高く、セダンのような落ち着いた乗り味を提供します。ハイブリッドモデルのe:HEVは、スムーズな加速と優れた静粛性を両立し、長距離移動でも快適な上質さを感じられます。

遮音ガラスや振幅感応型ダンパーの採用が、路面からの振動や騒音を抑制し、静かな室内空間を保ちます。ただし、3列目シートの座面が薄く、路面の突き上げを感じやすいという声もあります。

対してステップワゴンは、オデッセイより軽量で軽快なフットワークが特徴です。市街地での取り回しがしやすく、日常の運転のしやすさを重視する方に適しています。

新型ではパワーステアリングの改良で、自然でスッキリとしたハンドリングが実現しました。乗り心地はファミリー層に特化し、広々とした頭上空間とフラットなフロアが特徴です。後席の快適性を高めるため、シート形状や着座位置が工夫され、乗り物酔いを軽減する穏やかな揺れが評価されています。

安定した上質感を求めるならオデッセイ、軽快な運転と家族への配慮を重視するならステップワゴンが、それぞれのニーズに応えるでしょう。

室内空間とシートアレンジの比較

ホンダ オデッセイとステップワゴンは、室内空間とシートアレンジにそれぞれ特徴があります。

オデッセイは全長と全幅が大きく、特に室内幅にゆとりがあり、乗員がゆったり過ごせる上質な空間を提供します。全高は抑えめですが、室内高は十分に確保され、圧迫感を感じにくい設計です。

シートアレンジでは、3列目シートを床下に格納でき、広大な荷室空間を確保します。2列目シートはスライド機能に加え、一部グレードではプレミアムクレードルシートが採用され、快適な座り心地と多彩なアレンジが可能です。

一方、ステップワゴンは全高が高く、頭上空間に大きな余裕があります。新型モデルでは、背の高い大人でも快適に過ごせる室内高が確保され、開放感のある空間が広がります。

シートアレンジの最大の魅力は、3列目シートが床下に完全に収納できる「マジックシート」構造です。これにより、シートを取り外す手間なく、広々としたフラットな荷室空間を瞬時に作り出せ、大きな荷物も容易に積載できます。低床設計と広い開口部は、小さなお子様や高齢者の乗り降りをスムーズにするメリットもあります。

上質な空間を求めるならオデッセイ、積載性と実用性を重視するならステップワゴンが適しています。

安全性能と先進技術の比較

ホンダ オデッセイとステップワゴンは、ともに「Honda SENSING」を標準装備し、高い安全性能を誇ります。衝突軽減ブレーキや誤発進抑制機能、アダプティブクルーズコントロールなど、基本的な安全機能は共通して利用できます。

搭載される先進技術にはそれぞれの特性が反映されています。ステップワゴンは、低速域での衝突軽減ブレーキや後方誤発進抑制機能、渋滞運転支援機能など、日常使いでの安心感を高める機能が充実しています。

一方、オデッセイは、より高度な運転支援機能が特徴です。死角からの車両接近を知らせる機能や、バック時の安全をサポートする後退出庫サポート、さらに縦列駐車をアシストするシステムなど、駐車や車線変更時の安全性を高める機能が充実しています。

日常使いのサポートを重視するならステップワゴン、より高度な運転支援や駐車支援を求めるならオデッセイが適していると言えるでしょう。

燃費と維持費の比較

燃費と維持費の比較

ホンダ オデッセイとステップワゴン、燃費と維持費の比較は購入検討の重要項目です。

燃費では、ハイブリッドモデル同士(オデッセイe:HEV、ステップワゴンe:HEV)はWLTCモード燃費20.0km/Lと同等で差はありません。しかし、ガソリン車ではオデッセイ(旧モデル)が優位でした。ステップワゴンの1.5Lターボガソリン車は、実燃費がカタログ値を下回ることもあり、街乗りで8~10km/L程度となることもあります。

維持費には自動車税、自動車重量税、車検費用、ガソリン代、保険料などが含まれます。税金面では以下の通りです。

項目ステップワゴン(ガソリン車 1.5Lターボ)オデッセイ/ステップワゴン(ハイブリッド車)
自動車税(年間)30,500円39,500円
自動車重量税(2,000kg以下)32,800円32,800円

タイヤ代や車検代はステップワゴンの方が安価な傾向です。ガソリン代は燃費の良いハイブリッド車が有利です。

新車予算重視ならステップワゴン、中古で上級グレードを狙うならオデッセイも選択肢です。オデッセイは故障が少ないという評価もあります。

デザインと外観の比較

ホンダ オデッセイとステップワゴンは、それぞれ異なるデザインコンセプトと外観上の特徴を持っています。

オデッセイは、フラッグシップミニバンとして「スタイリッシュプレミアム」をコンセプトに、風格と力強さを感じさせるデザインが特徴です。厚みのあるフードと大型グリル、薄型ヘッドライトが組み合わされたフロントフェイスは、存在感と高級感を強調します。低床プラットフォームによる低い車高と伸びやかなスタイルが、走りの良いミニバンであることを視覚的に表現しています。

一方、ステップワゴンは、「素敵な暮らし」をグランドコンセプトに掲げ、どんなシチュエーションにもマッチするデザインを目指しています。新型では「AIR(エアー)」と「SPADA(スパーダ)」という二つの異なるデザイン方向性が設定されています。AIRはシンプルでクリーンな印象、SPADAは力強さと品格を兼ね備えた印象を与えます。

どちらもフロントグリルとヘッドライトが一直線に並び、ワイド感を強調します。リアデザインでは、縦長のテールランプが採用され、一目でステップワゴンとわかるアイデンティティを確立しています。全体的に、ステップワゴンはオデッセイに比べて全高が高く、より箱型で、開放的な室内空間を外観からも感じさせるデザインです。

上質で洗練されたデザインを求めるならオデッセイ、実用性と親しみやすさ、そしてグレードによる個性を求めるならステップワゴンが適していると言えるでしょう。

オデッセイとステップワゴン、賢い選び方:【ミニバン】目的別徹底比較

  • ファミリー層におすすめのポイント
  • 多人数乗車が多い場合の選択肢
  • 運転のしやすさと取り回し
  • 価格帯とコストパフォーマンス
  • 中古車市場での比較

ファミリー層におすすめのポイント

ファミリー層におすすめのポイント

ホンダ オデッセイとステップワゴンは、ファミリー層に人気のミニバンですが、それぞれ異なる魅力があります。

オデッセイは「上質な空間と走りでドライブを楽しむ車」として、ラグジュアリーな内装と安定した走行性能が特徴です。低重心・低床設計で乗り降りがしやすく、高速道路での安定した走りは長距離移動が多い家族に適しています。2列目シートのリクライニング機能も充実しており、快適な移動時間を過ごせます。

ハイブリッド車で8人乗りを選べるのはオデッセイ(旧モデル)のみでしたが、2023年12月の改良以降は7人乗りハイブリッドモデルのみとなりました。

一方、ステップワゴンは「子育てフレンドリーな車」として、広い室内空間と使い勝手の良さが魅力です。箱型に近いフォルムは実用性を重視し、開放的な室内空間と大きな窓は子どもたちの車内時間を快適にします。

シートアレンジでは、3列目シートが床下収納できる「マジックシート」構造が最大の特徴で、ベビーカーを畳まず積載できるなど、荷物の積載性に優れます。低床設計と広い開口部は、小さなお子様でも乗り降りがしやすいよう配慮されており、日常の買い物や送迎など、頻繁に乗り降りする子育て世代のファミリーに最適です。

上質さと長距離移動の快適性を求めるならオデッセイ、日常使いの利便性と積載性を重視するならステップワゴンが賢い選択となるでしょう。

多人数乗車が多い場合の選択肢

多人数での乗車が多い場合、ホンダ オデッセイとステップワゴンはそれぞれ異なる強みを持っています。

オデッセイは、2023年12月の改良以降、ハイブリッドモデルのみの7人乗りとなりましたが、超低床プラットフォームによるゆとりのある室内空間が特徴です。特に2列目シートは快適性を重視した設計で、一部グレードでは4ウェイパワーシートやオットマンが設定されており、長距離移動でも乗員が快適に過ごせるよう配慮されています。

3列目シートは床下格納が可能で、2列目シートを最大限にスライドさせることで、広大な空間を作り出すことができます。低全高で重心が低いため、走行性能が高く、多人数乗車時でも安定した快適な乗り心地を享受できるでしょう。

一方、ステップワゴンは、7人乗りと8人乗りの両方が選択可能であり、ホンダ史上最大の室内空間を誇ります。全高が高く設計されているため、リビングのような開放感があり、多人数がゆったりと過ごせる空間が広がります。

シートアレンジの面では、3列目シートが床下収納式の「マジックシート」を採用している点が大きな特徴です。これにより、シートを取り外す手間なく、広々としたフラットな荷室空間を瞬時に作り出すことができ、多人数乗車時の荷物積載能力に優れています。2列目キャプテンシートも前後左右にスライド可能で、乗員の快適性を確保しつつ、様々な用途に対応できます。

多人数での移動が多く、特に荷物の積載性や室内空間の広さを重視するならステップワゴンが、2列目シートの快適性と安定した走行性能を重視するならオデッセイが、それぞれのニーズに合った選択肢となるでしょう。

運転のしやすさと取り回し

運転のしやすさと取り回し

ホンダ オデッセイとステップワゴンは、運転のしやすさと取り回しにおいて異なる特性を持っています。

オデッセイは、車重があり全高が低いため、重心が低く、高速道路での安定した走りが特徴です。横風の影響を受けにくく、安定感のあるハンドリングで、ミニバンでありながらセダンのような感覚で運転できるという声もあります。全体的に重厚で落ち着いた乗り心地を提供します。

しかし、ステアリングが重く感じられることや、全長・全幅がステップワゴンより大きいため、狭い駐車場などでの取り回しに慣れが必要な場合もあります。

一方、ステップワゴンは、オデッセイよりも車重が軽く、軽快なフットワークが特徴です。ワインディングロードなどでの運動性能に優れ、「ミニバンとは思えないコーナリングの切れ味の良さ」と評されることもあります。

ガソリン車の1.5Lターボエンジンは、アクセルを踏むとすぐに加速し、ハイブリッド車のモーターによる加速もダイレクト感があります。全高が高いため、高速巡航時に風の影響を受けやすい側面もありますが、全長・全幅がオデッセイより小さく、最小回転半径は同じ5.4mであるため、市街地での取り回しは良好です。視界の良さも取り回しのしやすさに貢献しています。

安定した走行性能とセダンに近い運転感覚を重視するならオデッセイ、軽快なハンドリングと日常使いでの取り回しの良さを重視するならステップワゴンが適していると言えるでしょう。

価格帯とコストパフォーマンス

価格帯とコストパフォーマンス

ホンダ オデッセイとステップワゴンを比較する上で、価格帯とコストパフォーマンスは重要な要素です。新車価格帯では、ステップワゴンの方がオデッセイよりも低く設定されています。特にオデッセイは2023年12月の改良でハイブリッド7人乗りのみとなり、価格帯が上昇しました。

コストパフォーマンスを考える際には、車両価格だけでなく維持費も重要です。ステップワゴンのハイブリッドモデルは、排気量が小さく燃費性能も良いため、税金やガソリン代といった維持費の面で有利です。広い室内空間や柔軟なシートアレンジなど、ファミリー層にとっての実用性が高く、日常使いでのコストパフォーマンスに優れています。

一方、オデッセイは、走行性能や静粛性、インテリアの質感などにおいてプレミアム感を重視しており、快適なドライブや上質な空間を求める方に適しています。新車価格は高めですが、その分、走行性能や乗り心地、内外装の質感といった面で高い満足度が得られます。

中古車市場では価格が安定しており、状態の良い個体を見つけることができれば、コストを抑えつつ上質なミニバンを手に入れることができるため、コストパフォーマンスの高い選択肢となる可能性もあります。

予算を重視し、日常使いでの実用性を求めるならステップワゴン、上質さと走行性能を追求するならオデッセイが、それぞれのニーズに合った選択肢となるでしょう。

中古車市場での比較

中古車市場での比較

ホンダ オデッセイとステップワゴンは、どちらも中古車市場で人気の高いミニバンであり、多くの車両が流通しています。中古車を選ぶ際には、中古車相場や流通量、年式による特徴を把握することが重要です。

中古車価格相場では、オデッセイの方がステップワゴンよりも安価な傾向にあります。これは、オデッセイが一度生産終了となり、再販された経緯も影響している可能性があります。流通量については、両車種ともに幅広い年式の車両が豊富に流通しており、選択肢は多いと言えるでしょう。

中古車選びのポイントとして、オデッセイは低重心で安定した走行性能と静粛性の高さが魅力であり、ミニバンの上級モデルとして位置づけられています。中古車市場では、比較的手頃な価格で上級グレードの車両が見つかることもあり、上質なミニバンを求める方にはコストパフォーマンスの高い選択肢となります。特にハイブリッドモデルは燃費性能も良いため、維持費を抑えたい方にもおすすめです。

一方、ステップワゴンは、よりファミリー層を意識した設計で、広い室内空間と使い勝手の良さが特徴です。全高が高く、開放的な視界が確保されており、多人数での利用や荷物の積載を重視する方に適しています。中古車市場でも人気が高く、実用性を重視する方には良い選択肢となるでしょう。

どちらの車種も最小回転半径は5.4mと小回りが利くため、日常使いでの取り回しの良さは共通しています。最終的には、ご自身の予算や重視するポイントに合わせて、実際に車両を確認し、比較検討することをおすすめします。

総括:【ミニバン】オデッセイとステップワゴン比較から見出す最適な一台

  • オデッセイは低重心で安定した走行性能と上質な乗り心地が特徴
  • ステップワゴンは軽快なフットワークと家族に配慮した乗り心地が魅力
  • オデッセイの室内は幅広で上質、2列目プレミアムシートが快適
  • ステップワゴンは全高が高く開放的、3列目マジックシートで荷室が広大
  • 安全性能は両車ともHonda SENSING標準装備だが、機能に差がある
  • オデッセイは高度な運転支援・駐車支援機能が充実
  • ステップワゴンは日常使いの細やかな安全サポートが充実
  • 燃費はハイブリッドモデル同士で同等(WLTCモード20.0km/L)
  • 維持費はステップワゴン(ガソリン車)の方が自動車税で有利な場合がある
  • オデッセイのデザインは「スタイリッシュプレミアム」で高級感がある
  • ステップワゴンのデザインは「AIR」と「SPADA」で実用性と個性を両立
  • ファミリー層にはオデッセイが上質さと長距離移動の快適性で、ステップワゴンが日常の利便性と積載性で適する
  • 多人数乗車ではオデッセイが2列目快適性、ステップワゴンが8人乗りと荷物積載性で優れる
  • 運転のしやすさはオデッセイがセダン感覚の安定性、ステップワゴンが軽快な取り回し
  • 中古車市場ではオデッセイの方が平均価格が安価な傾向にあり、上級グレードがお得な場合がある
  • 最終的な選択は、走行性能、室内空間、安全性能、燃費、デザイン、価格、中古車市場の動向、そして個人のライフスタイルや重視するポイントによって異なる
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